導入
ダイエットを成功させるための方法は数多くありますが、中には特定の部位、例えばお腹や二の腕、脚などの脂肪を集中的に減らす「部分痩せ」を目指していますよね。しかし、部分痩せは非常に「難しい」と感じることが多いです。これまでの研究では、部分痩せに否定的なものやできるとするものなど結論も割れています。この記事では、ダイエットと部分痩せについて説明し、全身の脂肪を効果的に減らすためのアプローチをご紹介します。
おすすめの対象
このブログ記事は以下のような方に特におすすめです:
- 特定の部位を引き締めたいと思っている方:お腹や二の腕、脚などの脂肪を減らしたいと思っている方。
- 部分痩せに挑戦しているが成果が出ない方:努力しているのに結果が見えず、挫折しそうな方。
- パーソナルトレーニングに興味がある方:プロの指導を受けて効率的に痩せたい方。
部分痩せに関する研究
「部分痩せ」は多くの方が憧れますよね。実は昔から研究が行われている分野なのです!”Spot reduction”という名称で研究が進められてきた歴史があります。
*局所的に筋トレをしたらその部位の脂肪が減って、部分痩せはできるのでは!?
と注目されていたわけです。研究当初は「部分痩せは可能だ」とする報告が見られていたようですが、体脂肪の測定技術の向上なども影響してなのか、「部分痩せはできない」という否定的な報告が多くなってきたようです。
・従来の腹筋運動は、腹部領域の脂肪細胞サイズや皮下脂肪厚を優先的に大きく減少させるものではないという報告(Katch et al. , 1983)https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/02701367.1984.10609359)
・6週間の腹部運動トレーニングだけでは、腹部皮下脂肪および他の体組成測定値を減少させるのに十分ではなかったとする報告(Vispute et al., 2011)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21804427/
・12週間、非利き腕のレジスタンストレーニングを実施し、上腕の皮下脂肪量をMRIやキャリパーで推定。レジスタンストレーニングによる皮下脂肪の変化は、性別および評価法によって異なっていた。スキンフォールドの所見は、男性ではspot reductionが生じたが、女性では生じなかったことを示している。対照的に、MRIでは性別に関係なく全体的な皮下脂肪の減少が認められ、レジスタンストレーニングの結果としてspot reductionは起こらないという考えが支持された。(Kostek et al.,2007)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17596787/
これらの研究以上に長期的にやったとしても、果たして部分痩せが生じるかどうかは不明点も多いですね。。。否定的な報告が多そうです。
どうして局所的な筋トレでその部位の脂肪が減少しないのか!?
科学的な背景とは!?
まず、皆さんが悩んでいる厄介なお腹周りや二の腕の「脂肪」は、運動してすぐに「燃焼」するわけではありません。
脂肪から「脂肪酸」として血液中に放出されてから、その脂肪酸が運動のエネルギー源として使用されることで体脂肪の減少が生じます!
ダイレクトにお腹や二の腕の脂肪が燃えてくれれば良いのに。。。
時間がかかるんですね。。。
このプロセスに大きく関わってくるのが皆さんも一度は聞いたことのある「アドレナリン」というホルモンです!腎臓の上にある副腎という場所で分泌され、アドレナリンの分泌量が増加すると、リパーゼが活性化することによって脂肪から脂肪酸が血液中へ放出され、エネルギー源として消費されます。
アドレナリンは、筋トレをした部分だけでなく、血管を通じて腕や腹部といった全身に輸送されます。そのため、筋トレにともなう脂肪量の減少は、部分的ではなく、全身性に生じると言われています。
ということは。。。
ダイエットの方向性は、『全体的に体脂肪を減らしながら、ボディラインのバランスを取っていく』ということになるんですね!あとは、いかに『余分な脂肪をつけないか』ですね。。。
ダイエットの方向性 – 体脂肪減少への向き合い方
全体的に脂肪を減らすためには、やはり運動量を増やしていく必要があります。筋トレ、有酸素運動など幅広くコネクトベースでは対応可能ですのでぜひ一度体験にいらしてみてください!予約はこちらから↓
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運動によって『体脂肪を減らす』ことも大切です。しかし、新たに体脂肪を『つけない』ことも大切です。その際に必要になるのが、『食生活の改善』です。
『余分に脂肪を摂らない』というのは意識できるものの、具体的にどうすれば良いか分からない方!ぜひ当ジムの食事改善指導を受けてみませんか?一緒に理想のボディを作っていきましょう!
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